順応できたっぽい。
朝から、絶好調!頭も全然痛くない!
7時に起きて仕事をし、7:30にホテルの朝食へ。
レストラン内にはまだ誰もいない。
お客さんも・・・。そしてスタッフも。。
「Hello!」と叫ぶと、中からでっかいシェフ
が出てきた。

ベーコンとトマトと卵を焼いてもらい、そのすきに
自分でパンをトーストする。
もう1人サーバーさんが出てきて、オレンジジュース
を注いでもらう。
英語は少し通じる。

久しぶりの洋食。ホテルのこういう朝食は
なんとなく楽しい。早起きしたしね。
8:00にホテルのロビーで鄧さんと待ち合わせ。
いよいよポタラ宮へ。
外は雨がシトシト降っている。

今、ラサは雨季だが、昼間に雨が降るのは
本当に珍しいらしい。
昨日から2日も続いている・・・。
タクシーで10分ほどで、ポタラ宮到着。

周りを時計回りに歩いて参拝するチベット人巡礼者の姿が目立つ。

あとイヌ。野良犬にしてはキレイ。

小雨でかなり寒い。福岡の11月ぐらいかな?
上着代わりに持ってきたカッパが大活躍。
さて、下の入り口でパスポートやセキュリティーのチェック
をして入場。

宮下の庭園は様々な花が咲いている。

下からポタラ宮を見上げて写真を撮りまくる。

天気が悪くて残念。

青空ならもっともっときれいで壮大だそうだ。

階段をのぼる前でも予約券のチェックが。
この時点ではまだ入場チケットを買っていない。

いよいよ階段をのぼりはじめる。
段数は300段ほど。標高の高いラサでも
最も高い場所に位置するポタラ宮。
上空の宮殿は、富士山の登頂と同じ高さ。
空気が薄い・・・。半分ほど上がったところで
息が切れて休憩。
高齢の方などは、階段をのぼりきれずに
ひき返してしまう人もいるらしい。

街を見渡すと、ラサ市街が一望できる。
素晴らしいながめ。天気が悪いのが悔やまれる。

残りの半分ものぼりきり、ようやく入場口へ。

ここでチケットを購入。100元≒1600円。
外国からのお客さんも多い。

チケットは分厚くて立派だ。
なんか立体的な絵(?)こういうのなんていうんだっけ?

いよいよポタラ宮内へ入場。ここまで4日。長い道のりだった。

入るとすぐに広場があり、ここで踊りや様々な
催しが行われていたそうだ。
そして隣接する一番高い建物の一番上(黄色)
から、歴代ダライ・ラマがその様子をご覧になっていた。
感慨深い。

ポタラ宮の建物はほとんど石と木でできている。
ラサ周辺には建物として使えるほど硬い石がなかった
ため、ヤクの皮でつくった舟で遠くから石をはこんできたらしい。
赤くなっている部分は草で、虫よけの薬で
赤くなっているそうだ。

ついに、建物内部へ。
中に入る階段は3つに別れていて、左が入り口、右が出口。
そして真ん中はダライ・ラマだけが使う階段。
建物内部は写真撮影禁止。
とても残念だけど、後から考えると
とても撮影してる時間はなかった。
1時間で見終えるには濃すぎる・・・。
12-4月間は時間制限なしで入れるらしいが、
その季節は寒くて空気もさらに薄く
高山病のリスクも高いらしい。
ノーペインノーゲインですね。
建物内の装飾は、筆舌に尽くせないほど
繊細で豪華!柱や天井はほとんど
木でできているが、宝石を散りばめたように美しい。
黄色、赤、緑、青、それぞれの色は強烈だが
完璧な配色によって、ものすごいオーラを放っている。
そしてそんな空間に静かにたたずむ
黄金の仏像の数々。
静けさに満ち溢れているが、今にも動き出しそうな
躍動感も同時に感じる。
前に立って正視すると、鳥肌が立って身震い。
歴代ダライ・ラマやお釈迦様、ソンツェン・ガンポの像など
ことごとく黄金で、トルコ石や瑪瑙など様々な宝石で
装飾されている。
建物、部屋、仏像、全てが世界最高の
芸術であり宝だ。
そこに聖的なオーラが加わり、もう泣きそう。
ダライ・ラマが過ごされた寝室や勉強部屋なども
感慨深い。
黄金の立体マンダラは、仏の世界を立体的に表したもので、
金ピカのお城のミニチュアみたいなもの。
だが、その大きさがすごい!
2メートル四方ぐらいはあったと思う。
それが3つぐらい平然と並んでいる。
部屋に入った瞬間、思わず「おぉっ!」と
声がもれた。
さらに、圧巻は歴代ダライ・ラマの霊廟(零塔)。
でかっ!それぞれ10メートル以上の高さで
ズラリと並んでいる。もちろん黄金。
荘厳すぎて、言葉もでない。
一番大きなダライ・ラマ5世の霊廟は
高さ17メートルで5トンの金、
ダイヤや瑪瑙などの宝石1500個が使われているらしい。
それにしてもものすごい金と宝石。
チベット地域は本当に資源に恵まれた土地だとわかる。
チベットでは、大人が死ぬと鳥葬、子供が死ぬと水葬、病気で死ぬと火葬
にふされるそうだ。
ダライ・ラマや生き仏といった偉い化身が亡くなったときは
遺体がミイラ化(ドゥンテン)され、霊廟に安置される。
ちなみにポタラ宮にはダライ・ラマ5世から亡命前のダライ・ラマ14世が住まわれ、
霊廟は5世~13世のものまである。
・・・が、6世ものだけない。
ダライ・ラマ6世は、毎晩宮を抜け出して
街で遊んで(?)いたらしい。
民衆の生活に接したかったのだろうか?金さんみたい。
だが、宮内では許されず、位を剥奪され
中国に護送中に亡くなり、その場所がはっきりしないらしい。
詩の才能に溢れた神秘的な存在だったようで、
チベットの人々に愛されている。
ちなみにバルコル(市場・巡礼路)にある有名なレストラン
はダライ・ラマ6世の愛人の名前だとか。
「ダライ・ラマ六世恋愛彷徨詩集」という本まで出ている。
美しい文体。みんなに愛されているのがわかる気がする。
さて、そんなこんなで感動しまくりの中
かけ足で1時間が終了。
(1時間を超えると罰金があるらしい・・・。)
ふだんは建物を出たところにお土産屋が
あるらしいが、今日は雨でどこかに引っ込んでいる。
外では買えないものが売っていて、どうしても
買って帰りたかったので、聞いてみると小部屋に通された。
そこでパンフレット、というか資料本(収蔵目録みたいな・・・)
と写真を購入。
本にはスタンプも押してもらえる。
建物内の写真はこの本でじっくり見ることができ、
展示されていない宝物なども掲載されている。
下りは階段ではなく坂道のような通路。
雨で濡れているので、すべらないように気をつけて下りる。

チベット各地から巡礼に訪れている方も多く、
子供も多い。
「Can I take your picture?」
と聞いてカメラを構えると、ピースしてくれた。

ピースできてねぇ!かわいすぎ!!
撮った写真を見せてあげると、キャッキャと笑い
足に抱きついてきた。
小さな手と握手をして別れる。

下界へ到着。出口にはユネスコの石碑が。

ラサには3つの世界遺産があり、ポタラ宮はその1つ目。
そのままタクシーに乗り込み、2つ目の世界遺産
“ノルブリンカ”へ向かう。
すぐ到着。
こちらは正面に世界遺産の石碑がある。

ここはダライ・ラマの離宮で、4~9月までの時期は
ここに住まわれていた。別荘みたいなもの。

おぉっ!確かに別荘っぽい。
木や草が多く、他の場所に比べて空気が濃いらしい。
心なしか呼吸がラクな気がする。

建物の内部は撮影できないため、外観や
庭園などを撮影。

ダライ・ラマ14世が住まわれた離宮は特に美しく、
中には寝室や風呂、トイレ
古くて大きなラジオやレコードプレーヤーもある。

感慨深かったのが、壁にかけられた時計。
針は9時を差したまま止まっている。
ダライ・ラマ14世がインドへ亡命されたのが、1959年3月10日の夜9時。
ここノルブリンカから脱出された。
主人を失った時計は、静かにその帰りを待っている。

壮麗なポタラ宮とは異なり、繊細な印象を受ける。

ノルブリンカの宮内を堪能して、外へ。

チベットにも男根信仰があるらしく
建物の裏にひっそりと像があった。

ひっそりとしているが賽銭は多い。
とりあえず拝んでみる。
濃い午前中を過ごし、昼食へ。
昼食は四川(成都)のラーメン屋。

12:00ちょうどだが、まだ早いらしく、ほかに客はいない。
チベットでは10:00ぐらいから仕事をはじめるらしく
昼食は13~14時ぐらいから。
牛肉面”を頼む。
・・・赤い。

一口食べると、辛っ!でもうまいっ!!
辛くてうまい!けど食べられるギリギリの
辛さ。
これでも辛さをおさえてもらっている。
同行している鄧さんは普通の辛さ。
一口食べさせてもらうと食べた瞬間にむせてセキがでた。
一口で限界。これが本場の辛さだ。
いったんホテルへ戻り、休憩。
ホテルへ戻るため、三輪車に乗ってみる。

風が少し肌寒いが、なかなか爽快。
青空のしただったら、もっと気持ちいいだろう。

5日目は濃い!!
だいぶん長くなってきたので、
午後の部は、分けようかな・・・。




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