9時起床。夜中に寒くてパーカーを着込んだが
それ以外はぐっすり寝れた。
朝食はホテルのレストランでブッフェ。
でっかいレストラン。ここで結婚式もやるらしい。

で、中国のブッフェ。

何が何かわからないので、とりあえずちょっとずつ
全部のせてみる。

パン(包子)は味がない。
あずきがゆも中華風独特の風味があるだけで、味はほとんどない。
逆におかずは味が濃い。
そして辛い・・・。けどおいしい。
食べ終えてお茶が飲みたかったが、
“果汁”しかない・・・。

とりあえず注いで一口。
「熱いりんごジュースだ!」
みんな本当に冷たいものは飲まないんだな・・・。
10:30。ホテルのロビーで陳さんの友だちの辛さん(30歳)と待ち合わせ。
ラサ行きの列車出発は4時ごろで、半日時間があるため
今日は付き添ってくれるらしい。
辛さんは普段ビルの電気配線などの仕事をしているが
今日は日曜でお休み。
休みの日に付き合ってもらってすいません。

西寧でちょうど自転車レースの世界大会
(Tour de Qinghai Lake)
がやっていて、今日は最終日。

で、街はお祭り騒ぎ。雨だけど・・・。

・・・目。

坊さんも必死。
歩いて街の様子や自転車レースを見ながら、回教(イスラム教)
のモスク、東関清真大寺へ向かう。
西寧市がある青海省には、
・漢族
・回族(イスラム教)
・サラ族(イスラム教)
・チベット族(チベット仏教)
・モンゴル族
・土族
など様々な少数民族が暮らしている。
西寧には漢族と回族が多く、回族はモスク周辺に多く住んでいるそうだ。

自転車レースを一通り見た後、
人がやっとすれ違えるほどの細い路地に入っていく。
右側は洋服屋や電化製品の店などが並び
左はずーっと工事。
地下街を作っている最中らしい。
しばらく歩くと回族の市場へ。

道をはさんで所狭しと店が並び、歩く人の数も多い。
すごい活気!
野菜や果物、香辛料、木の実、肉、パンなど
いろんな食べ物が売っている。

回族は豚を食べないので、羊肉が多い。
頭を切り落として皮をはいだだけ、みたいな肉が
丸ごとつるされていて、店の中で切り分けている。

市場を抜けると、にぎやかな音楽が鳴り、
人だかりができている。

映画とかでよく見る、龍?っぽいフサフサが踊っていた。
中国の獅子舞で“舞獅”というらしい。
「今日はお祭りですか?」
と辛さんに聞くと、
「日曜日はいつもこんな感じです。」だって。
すげぇ!

頭に白い帽子をかぶる男の人やスカーフを巻いた
女性の姿が多くなってきた。
スカーフ店では回族の女性が買い物中。
と、すぐにモスク(東関清真大寺)についた。
モスクは街のど真ん中にある。

青海省最大のモスクだけあり、かなりでかい。
入場料は15元≒240円。回教徒は出入り自由。

毎週金曜日には3000~5000人の回族がここに集まり
礼拝が行われる。
金曜日はモスク周辺の交通がストップするらしい。
で、もちろん金曜は観光客などは入れない。

入り口を入ってすぐに、小さな宝館(博物館?)があり、
メッカのモスクのミニチュアが展示されている。

そのほか、コーランやここを訪れた著名人から贈られた
記念品などがおいている。

こういう場所で写真を撮れるのは珍しい。
コーランの装飾は鮮やかで美しい。
そして本堂へ。建てられて600年以上経っている。(1380年創建。)
さすがにすごいオーラ。

入ってすぐに驚くのはイスラム教のモスクの中に
入母屋造の大殿があること。
屋根には宝瓶も。
たしか、昨日行ったタール寺にもあったような・・・。

辛さんに聞いてみると
「ここが改修されるときに甘粛省のラプラン寺から贈られたそうです。
他の宗教や少数民族の団結を象徴しています。」
だそう。
(ただしこれは辛さん情報。後でネットで調べたが
ここに関する情報が少なくて確認できてない。。)

ちなみにこの大殿は立ち入り禁止。

外から中をのぞいてみたが、それだけで威厳が
ガンガン伝わってくる。

装飾は相変わらず繊細で色鮮やか!
大殿の周りは、近くに住んでいる回族の人々が集まり
憩いの場になっている様子。

大殿の手前、左右に並ぶ建物は、それぞれ
浴室と教室。
教室では多くの人々がコーランを学んでいた。

モスクを後にして市場へ戻る。

戻る途中、かなり古い建物が並んでいる。
回族の住居エリアだ。

ボロボロだ・・・と思いながら歩いていると、急にキレイな
建物に変わった。

「この辺も古い住居は壊され、どんどん新しくなっています。
古い景観を残したほうがいいという人もいますが、
実際に住んでいる方は、やっぱり新しくなって喜んでいます。」
だそう。
古い建物(文化)が壊され、新しく建て直される。
だけど、住んでいる人の生活は向上する。
なにかを象徴しているようで、いろいろと考えてしまう。
そういう時、辛さんは絶対に話しかけてこない。
必要なときに必要なことを語ってくれる。気が利くなぁ。
彼は今の仕事をやめて、ガイドの仕事をしたいそう。
きっといいガイドさんになれると思います。
市場に戻り、昼食。

店は回族のやっている人気レストランで、ほぼ満席。
なんとか座って“面片(めんぴ)”という麺料理を注文。
回族は麺料理が得意らしい。

辛さんが2人分を買って持ってきてくれた。
黒酢を少々かけて、いただきます!

うまいっ!そして辛い!
唐辛子いれなくてよかった・・・。
回族のお茶だという、少ししょっぱくて
とろみのあるお茶を飲みながら完食。
食べてるときは辛かったが、食べ終わると後引かない。
2人分で12元≒192円。激安っ!!
だが、ここは高いほうだそうで、他の店はもっと安いらしい・・・。
親指の爪ぐらいの麺、面片。
おいしかったです!ごちそうさま!!
列車の受付まで、もう少し時間があるので
小さなチベット寺院(金塔寺)へ。

小さいが威厳はある。
香を炊いている塔が特徴的。
特に注意書きがなかったので撮影してみると
すかさず2階から坊さんの叫び声。
チベット仏教の寺院内では、写真を撮るのは厳しいらしい・・・。
礼拝し、グルグル(マニ車)を回して、寺を後に。
とりあえず外から撮影してみる。

タクシーでホテルに預けた荷物を受け取り、
西寧駅へ向かう。

駅に入るのもセキュリティーチェックがある。

最近厳しくなってきたらしい。
日本では考えられない・・・新幹線とか。

昨日の陳さんが列車のチケットを持ってきてくれる。
チケットが取れることは分かっていたが、ギリギリまで
どの席になるかわからない。

この鉄道に乗ってラサへ行く旅行は人気なので、チケット
を取るだけでもけっこう大変なのだそう。

駅の中で発車時間を待って、いよいよ乗車。
ここで2人ともお別れ。

名刺を渡して、メールを送ってくれるよう頼む。
IT万歳!

陳さんも辛さんも本当に親切だった。
2人のおかげでノープランだった西寧滞在が
超濃い2日間になりました。謝謝。

で、列車に乗り込み、いざ出発。16:20。
一等寝台は1部屋に4つベッドがある。

同じ部屋には、男性二人とお母さんとちいさな男の子。
(お母さんと男の子はベッド1つ。)
2段ベッドの上に荷物を置いて横になるとすぐに眠くなり
仮眠。
18:30ぐらいに目が覚め、外を見るが
まだ明るい。

広大な草原と大小の山、草を食む動物、働く人々などなど
雄大な景色が続く。

ちょうどお腹がすいたころに、弁当売りのお姉さんが
やってきたので1つ注文。

米やおかずはそれぞれ鍋(?四角い銀色の・・・)
に入っていて、注文を受けて弁当によそる。
ご飯とおかず4品で20元≒320円。
日本でも最近は300円ぐらいのお弁当がありますね。
弁当をかき込んだ後は、寝台の外の通路にあるいすに座り、
外の景色をながめる。

8時を過ぎてもまだ明るい。

出発から6時間。
標高が高くなってきたせいか頭が痛い。
列車の中は特殊なつくりで、空気中の酸素は
平地と同じに保たれているらしいが、どうだろう?
最初は後頭部から、横、全体へと痛みが襲う。
飛行機で高度が上がったときに頭がボッーとするのが
5倍ぐらいしんどくなった感じ。
とりあえず寝台に戻って横になる。
ちょうど電気も消されて、みんな寝る準備OK。
男の子もお母さんに寝つかされてる。
頭の痛みは、寝れば治ると信じよう。
治らなかったらドクターを呼んで、酸素吸入だ。
寝れば治る、寝れば治る、寝れば・・・・




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