朝5時起き。
6時にホテルをチェックアウト。
北京オリンピックの前にできたばかりという
北京空港第3ターミナル(T3)へ。

すっごい人の数 at6:30am。
さすがに活気がある。
空港内はキレイで、みんなちゃんと並んでる。
カウンターで受付してもらおうとするが
「ターミナルが違う、あと時間も。」
と言われる。
「マジですかっ!?」
第1ターミナルで9:20~手続きをしろ
と言われ、移動。
早起きした意味が・・・。
ただここを見れたのは良かった。中国の勢いやっぱりスゴイ。

第3ターミナルから第1ターミナルへ。
けっこう遠い。
時間はまだ7時。
2時間以上あるので、どこかで時間をつぶそうと
ウロウロしていると 「お!スタバ!」
世界展開万歳。

朝食がてら時間つぶし。
コーヒー(tall)15元≒220円。
サンドウィッチ18元≒288円。
やっぱり日本より安い。
お客さんは外国人(西洋人)ばかり。
中国人はコーヒー嫌い?
まだまだ時間があるので、来る直前に
印刷したチベットの資料を読み込む。
村上春樹の世界の終わりとハードボイルド~を読みつつ
さらに時間をつぶす。
日本では、”時間をつぶす”ということがないので、
これはこれで新鮮な感じ。
「他人から教えられたことはそこで終わってしまうが、自分の手で学びとったものは君の身につく。そして君を助ける。目を開き、耳を澄まし、頭を働かせ、街の提示するものの意味を読み取るんだよ。
心があるのなら、心があるうちにそれを働かせなさい。」
新潮文庫「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド(上巻)」P147
老大佐が語るセリフが印象的、というかタイムリー。
ヒマをもてあまして、空港内をウロウロする。
かっこいい広告が多い。

で、やっと出発。
3度目の離陸。全然慣れない。

けど今日は快晴で、しかも窓際の席なので
窓からの景色が最高!
北京空港から飛び立ってすぐの景色は、
完全に区画された住居と田園のコントラストが美しい。
高度が上がって、眼下にプカプカと浮かぶ雲と
山にうつるその影を見下ろすのは不思議な気分。
この景色が見れるだけでも すごく貴重な体験。
100年前ならほとんどムリ。
200年前は絶対ムリ。
今でもこういう体験ができる人は
半数に満たない。
元気な体で自由に動けている、
”普通”の状態が、じつはものすごく貴重で
その時間はとても短い。
そんなこんなで、13:45、西寧空港到着。

周りは木の少ない山だらけで、一気に
内陸部の風景。
ここでもすでに、標高2000メートル以上ある。
が、体感はほとんどない。
高速でホテルまで30分程度。
ホテルはでかい!
そして暗い・・・。

写真で見ると明るく見えるが、照明がうすい。。
エコか?
けど、立派なホテルです。

部屋にはベッドが2つ。1人なのだが・・・。
1つは荷物置きだな・・・。
日本語が話せる西寧在住の陳さんと
一緒に余った時間を過ごすことに。
チベット仏教(ゲルク派)6大寺院の1つ
「タール寺」へ向かう。
まずホテルから10分程度のタクシーロータリーへ。
そこまで6元≒96円。
ロータリーにはタクシーが並び、観光客を待っている。

ちなみに西寧は観光地として人気らしく、
中国各地からたくさんの人が訪れていた。
タクシーに乗るが、なかなか発車しない。
タール寺までは40元だが、他の客と折半なら
20元で行けるため、相乗り客を探してくれてるらしい。
陳さんによると運転手さんが良い人なので、
いつもそうしてくれるらしい。謝謝。
若い女の子1人と相乗りになり、ようやく出発。
高速も使って30分ぐらいで到着。
約束どおり20元≒320円。信じられない安さ!
雨がシトシトと降っているが、 すごい人の数!!
ほとんど中国人。

土曜だし、夏休みだしで
こんなに多いのもめずらしいそう。
門をくぐって中へ。中も人が多い。

門や鳥居は模様が凝っていて、色鮮やか。
500年前の芸術(1560年創建)。素晴らしい。
入り口には巨大な白い塔が8つ並んでいる。

如来八塔といって、釈迦が生まれてから
涅槃まで(悟りに達するまで)を表しているらしい。
こちらの装飾もキレイ!
複雑で、本当に細部まで魂が宿っている。
ちなみにタール寺の詳しい説明はWikipediaなどで。
建物の中は、ほとんど撮影厳禁。
二階のバルコニーから人々を見下ろしている
牛や豹など様々な動物の剥製、ところどころにある
回るお経(マニ車)、金ぴかの仏像の数々、
中心に向かって座りお経を唱えている100人近くの
若い僧たち。
興味深い見どころが、たくさんある。
そして圧巻は、精密で本当に美しいバター彫刻。
本当にバターか!?というほどの完成度。
素晴らしい芸術だ。

撮影できないのが、非常~~~に残念だが、
撮影するとお坊さんが飛んできて、写真を消されたうえ
罰金をとられるらしい・・・。
それだけ神聖だということですね。
あ、そういえば、入場料80元≒1280円
と引き換えに、CD-ROMをもらった。
中に建物内の写真が入ってるかも。
帰って要確認。
寺院もIT化が進んでいます。
途中、寺院の建物に向かって五体投地を行う人々が。
青海省各地から訪れている巡礼者たちだ。
休憩している人がいたので、場所と道具を借りて、
五体投地をさせてもらう。
両手を合わせて親指を額、口、胸にあて、
手を広げて床につき、そのまま前に倒れこみ
うつ伏せになる。
反動をつけて起き上がり立ち上がり手を合わせる。
その場に立つと心が静まり、周りの雑音が全く
気にならなくなる。
不思議な気持ち。
神聖な気持ちで礼拝を終えて、場所を貸してくれた方に
お礼を言ってその場を後にした。

陳さんと日本語で話していると、
若い男の子とお母さんらしき人が話しかけてきた。
男の子は17歳。高校生で日本語を勉強しており、
日本人と話したくて声をかけたらしい。
「はじめまして、~(聞き取れず・・・)です。よろしく
お願いします。」
と照れながら日本語であいさつしてくれた。
色々日本語で質問してみたが ほとんど通じず・・・。
これから日本語の勉強をがんばってほしい。
一緒に写真を撮ろうと頼まれ撮影。
ついでにメアドを渡す。
一緒に撮った写真を送ってくれるらしいので
これも帰って要確認。

帰りもタクシーを拾おうと思うが
帰りは80元とふっかけられる。
そうとう交渉してくれたが、なんせ
観光客の数に比べてタクシーが少ない。
運ちゃん「嫌ならいいよ」とばかりに、全然取り合わない様子。
といってもタクシーに乗らないと帰れないので、
近くにいたカップルと相乗りで乗車。
それでも40元≒640円。
西寧に戻り、夕食。

餃子が食べたいというリクエストに答えてくれて
陳さんオススメの餃子屋へ。
にぎやかなレストラン街の店。
席は2階に20席ほど。あとは個室が何部屋かあるみたい。

オーソドックスな豚肉の餃子と
エビや野菜など7種類の具材が入った餃子をオーダー。

それぞれ30個ずつ。多っ!
ちなみにこちらで”餃子”といえば
水餃子(スープなし)
が一般的。
熱いうちにどうぞ、と言われ早速一口。
「うまっ!!」
さすが本場。水餃子うまっ!
両方うまいけど、やっぱり豚肉かな。
高地なので酒をひかえろと言われ、
あまり飲めないのが残念。
2人で1本だけ、ってことでビールを頼み、乾杯~。
ぬるっ!!
全然冷えてない。常温。ワインかっ!?

「この辺では冷たいビール飲みません」だそう。
そういえば、なんかでチラッと読んだような・・。
「最初から冷えてないビールははじめて飲みました。」
と言うと、少しビックリしていた。
陳さんと色々話をしながら、一時間ほどで完食。
陳さんは結婚されていて、娘さんが今年から大学院に進学したらしい。
ってことは、娘さんとそんなに年がかわらないので
陳さんとは、親子でもおかしくないぐらいの年齢差。
お見合い結婚らしく、
「昔はお見合いが多かったですが、最近は恋愛結婚の方が多いですね」
だそう。
日本と同じですね。
「あなたぐらいの年齢の時にはもう結婚して子供がいましたよ。
結婚しないんですか?」
と言われたので、笑ってごまかす。
お勘定は二人分で34元≒544円。
安っ!!!
いったんホテルに帰った後、これまた陳さんオススメの
足つぼマッサージへ。
中国の要人や有名人も訪れているたしく、
壁に写真がたくさん飾られている。

かなり熱くて黒いお湯に足をつけて待っていると
マッサージ師がやってきて足つぼ開始。
かなり若い。
案の定英語はしゃべれず、たまに中国語で話しかけてくる。
おそらく強さ大丈夫ですか?的なことだと思い、
”OK、OK”と言っていると、中国語が少しわかると思ったらしく
ガンガン話しかけてきた。
「can’t speak Chinease..」 と言うと、
”あ~↓”という顔でおとなしくなった。
英語で色々聞いてみたが、首を振って困った顔をしている。
すると請求書を取り出し、裏に何か書き出した。
メモを見ると漢字が並んでいる。
おそらく 「なぜここに来たんですか?」
と聞かれていると思い
「明日 西蔵 行 青蔵鉄道」と書いて渡す。
西蔵(チベット)の意味はわかったらしいが、
違うことを聞いていたらしく納得のいかないご様子。
その後も筆談でお互いの名前と年を自己紹介。
17歳。やはり若い。
学生?と書くと”ノーノー” と首を振る。
「一日中 仕事 here?」と書くが伝わらない。
いちいちマッサージの手を止めて書いてもらうのも
手間なので、おとなしくマッサージを受けることにした。
台湾式の足つぼマッサージと違って
そんなに痛くない。
今日は朝が早かったので
ウトウトしているとマッサージ終了。
マッサージを受けている間に、なぜか靴を洗ってくれる
というサービスもあり、
70分で280元≒4480円。なかなかの値段。
雰囲気的に、だいぶん中間マージンが発生しているっぽい
ので、実際の施術料は半分ぐらいかも?
ということで、10時過ぎにホテルへ戻る。
酸素が薄いため、風呂に入るなと言われ、
ささっとシャワーだけ浴びる。
ちなみに西寧の標高は2230メートルで、
酸素は平地(北京など)の8割ほどらしい。
いまのところ体調に変化はない。

テレビをつけてみるが、操作方法がわからず
この画面から先にすすめない・・・。
やっぱり中国語勉強してこないと。。
12時に就寝。
1時ごろ携帯に電話がかかってきて起きる。日本からだ。
なんだかんだで日本に連絡できていなかったので、
無事を伝える。
国際電話の通話料にビビリ、超早口でしゃべり
30秒ぐらいで電話を切った。
テレフォンカードを買っているので、どっかで
公衆電話をみつけてゆっくり電話しないと・・・。




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