コラム:デザインとインターネットマーケティング

設計としてのデザイン

それはデザインか、デコレーションか

日本を代表するデザインディレクターで先端デザイン工学の権威でもある川崎和男氏が語っていた言葉が忘れられません。

「デザイン、デザインとみんな言っているけど、あれは単なる装飾だよ。デコレーションにすぎない。」

氏いわく、デザインとは人間が使うものを”設計”することである。だから、”デザイン”されたものは見た目の美しさとともに、究極の機能美を備えていなければならないと。

「設計」と「機能美」

これを聞いたとき、私は自分自身に問いかけました。
「果たして、自分がやっていることはデザインなのか?それともデコレーションなのか?」
その時の私は、”設計”や”機能美”という観点をどのぐらい持っていたでしょうか。

WEBという平面的な空間を”デザイン”していた私は、確かに見た目の美しさだけを追求していました。

「君のやっていることはデコレーションだよ」と言われても、仕方なかったように感じます。

では、WEBを”デザイン”するとは、一体どういうことなのでしょうか。WEBサイトを”設計”し、その機能に”美”を持たせるとは?

悩んだ末の結論

人間が使うモノ(道具)には、全て目的があり、それぞれが機能を備えている。その目的を確実に果たし、その機能を最大限に引き出す。
そのために人が手を加えていくプロセスこそが、設計でありデザインである。

悩んだあげく、私が達した結論はそれでした。

機能を最大限に引き出されたモノは、おのずと機能美を宿し、人間が心地よく使うことを追求して形作られたヴィジュアルは、最高の装飾美となりえる、と。

WEBサイトの目的とは?

WEBサイトの目的は、それぞれのサイトによって異なります。

サイトで集客してお問い合わせをもらう。サイトでモノを売る。製品やサービス、ブランド、会社のイメージを上げる・・・。

どんな目的であれ、それ確実に達成するためにWEBが持つ機能を最大限に引き出すことこそが、「WEBデザイン」であると私は考えています。

自分への問いかけ

WEBサイト(ホームページ)を平面ではなく、立体的にとらえて構成していく。目的を達成するために最適な装飾をほどこし、結果的にそれは美しい見た目となっていく。

目的を達成し、その機能性を最大限に引き出すためにデザイン(設計)する。これが我々の考えるWEBデザインです。

自分がやっていることは、WEBデザインなのか、WEBデコレーションなのか?

新しいサイトの立ち上げにたずさわる際、私たちはいつも自分に問いかけながら、確かな”デザイン”をしようと心がけています。

 

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